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「動かざること山の如し」という言葉がありますが、一方では「桑田変じて滄海となる」という言葉もあります。地球の年齢(46億年)の時間スケールで見ますと、地球表層部(深部も)は常に千変万化しており、山が海になるどころか大陸が移動し、互いに衝突もします。北海道の背骨といわれる日高山脈では、地球の内部や地表で起こるいろいろな出来事(地殻変動)がよく観察できます。また、隆起した山脈は「出る杭は打たれる」の喩えのように、風雨により侵食されます。講演では、日高山脈を例に山脈の生い立ちの一例を紹介するともに、山脈ができたことによる影響についてもお話しします。
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教員:
在田 一則(総合博物館) |
開講年:2010
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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~北の都の一千万年史~
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札幌の中心部は豊平川の扇状地の上に成り立っていますが、豊平川とその流域は「命をつなぐ水」、「憩いの緑」、建築用の石材、鉱物資源(豊羽鉱山)など、明治期以来、札幌市・市民に多大な恩恵をもたらしてきました。鉱物資源・温泉・地震・カイギュウ化石などに関連して、自らの足・手・眼で直接確かめた地学的データを基にしながら、豊平川流域の地質を明らかにし、一千数百万年前までの地史を語ります。合わせて、直下型地震の発生や地震動で問題となる札幌の地下構造・地盤の成り立ちについて解説します。
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教員:
岡 孝雄(アースサイエンス株式会社) |
開講年:2010
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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~サッポロカイギュウと賑やかな仲間たち~
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人類が登場するはるか以前の札幌の歴史は、地下の地層に閉じ込められています。その世界を垣間見せてくれるのぞき窓となるのが、地表を削り地層を露わにしてくれる日本有数の急流豊平川です。 2003年、豊平川の中流域(小金湯)からカイギュウという大きな動物の化石が発掘され北太平洋に生息した大型のカイギュウ類の進化と系統を明らかにしました。豊平川からはその後も次々と新たな化石が発見され、札幌の海の時代とそこに生きた仲間たちの姿を明かにしつつあります。
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教員:
古澤 仁(札幌市博物館活動センター) |
開講年:2010
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講義投稿日:2017年8月9日 |
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鳥、ブタ、そしてパンデミックインフルエンザ騒動を斬る
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10月31日(日)には、人獣共通感染症リサーチセンター長である喜田宏教授が「鳥、ブタ、そしてパンデミックインフルエンザ騒動を斬る」と題した講演を行いました。約60名の一般市民の方々のご参加を頂き、講演終了後には、稚内大沼のカモ糞から分離された高病原性鳥インフルエンザウイルスをはじめ、ワクチン、新型インフルエンザウイルス等、多岐にわたる質問があり、喜田教授が回答しています。
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教員:
喜田 宏(獣医学研究科) |
開講年:2010
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japanese, サステイナビリティ学教育研究センター, サステナビリティ・ウィーク, 人獣共通感染症リサーチセンター, 公開講座でさがす, 医学/保健学, 医学部, 医学院/医理工学院/医学研究院, 獣医学, 獣医学研究科, 獣医学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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~統合科学実験展示~
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インフルエンザやエボラ出血熱といった人獣共通感染症の研究に使われる最先端設備を北海道大学博物館内に展示し、パネル、ビデオ、模型、顕微鏡観察や実験体験を通じ、研究内容を一般市民の方々に学んで頂きました。人獣共通感染症の発生や流行を食い止めるには、医学、獣医学、薬学、工学、理学といった分野が合わさって、新しい研究と教育を行うことが重要です。この新しい科学のあり方を「統合科学」と位置づけ、展示ではその本質に迫りました。下記映像では、北海道大学の研究者が、人獣共通感染症の研究に対するそれぞれの思いを語ります。
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教員:
喜田 宏(獣医学研究科)、高田 礼人(人獣共通感染症リサーチセンター)、三浦 信明(先端生命科学院) |
開講年:2010
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タグ:
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講義投稿日:2017年8月9日 |
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豊平川が注ぐ石狩川河口付近の海辺から花をたずねながら源頭のハイマツ帯までさかのぼってみます。湿った低地には沼と共に湿地の植物、扇状地上に広がった札幌市市街地は帰化植物がほとんどなのでここはパス。代わりに周囲の藻岩山や桜山、柏ヶ丘などを尋ねて中流域の山間部へ。定山渓付近で幾つかの支流を分け、その源頭部は標高1000メートルを超える山が連なっていますが、基本的に山頂部はハイマツ帯。遅くまで残雪の見られる所には思いがけないお花畑が・・・。豊平川を囲む地域に固有種こそありませんが、山あり沼あり岩場ありの環境からして植物相は想像以上に豊かです。
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教員:
梅沢 俊 (植物写真家) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 土曜市民セミナー, 総合博物館, 農学, 農学部 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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札幌の市街地から20km以上離れた定山渓温泉は、明治6年にライマンにより報告された「北海道地質測量報文」にも記載されており、歴史があり、北海道を代表する大規模温泉地の一つです。一方、市街地にある温泉は昭和50年代以降にボーリングにより開発されたもので、生活圏内にあり利便なことから急激に増加し、現在では銭湯やマンションなど約50施設で利用されています。ところが、この市街地に隣接した藻岩山、円山、荒井山、手稲山のふもとに、明治から昭和初期にかけて8つの温泉利用施設がありました。温泉は自然湧出や定山渓から引いたもので、古い資料などから、その全貌を明らかにします。
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教員:
藤本 和徳 (総合研究気候地質研究所) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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博物館にあるさまざまなモノは、コト(=事/言)つまり情報とセットになって初めて意味をもちます。モノが具体的で目に見えるのに対し、コトは不確定で捉えがたい面があります。それぞれをハード/ソフト、あるいは理系/文系の対比で捉えることもできるかもしれません。「総合」博物館とは、まさにモノとコトの総合でもあります。総合博物館初の文系館長がコトへのこだわりを語ります。
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教員:
津曲 敏郎 (文学研究科) |
開講年:2011
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japanese, 土曜市民セミナー, 文学/思想/言語, 文学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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「蝶は花の蜜を吸い、花は蝶に花粉を運んでもらうことで、両者はお互いに利益を得ている」- 広く知られるこうした理解は間違いではありませんが、詳しく調べると両者の関係はけっして固定的ではなく、環境や相手の振る舞いに応じて変化するダイナミックな関係であることがわかってきました。本講演ではまず、昆虫と被子植物が互いに影響を及ぼし合ってきた進化の歴史を概観します。また身近な例として、セイヨウオオマルハナバチの移入によって生じる問題などを取り上げます。これは現在進行中の流動的な現象であるため、正しい答えを示すというよりも、様々な側面を見ることで自然を複眼的に考えるきっかけになればと思います。
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教員:
稲荷 尚記 (総合博物館資料部) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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鱗翅目(チョウ目)は顕花植物と共に進化してきた昆虫です。その幼虫の大部分は顕花植物を食べて成長し、成虫は花の蜜を吸うものが多く、顕花植物とは切っても切れない関係にあります。したがって、あの薄い葉の中の組織だけを食べて成長するガの仲間がいてもなんら不思議は無いのですが、ハモグリガ類の話をすると信じられないと思う人が多いのも事実です。今回、お話するホソガ科も、その殆どの種類の幼虫が葉の中の組織だけを食べて成長を完了するハモグリガ類の仲間です。したがって、成虫(ガ)になっても非常に小さく、世界最小のガの一種も、このホソガ科にみられます。しかも、幼虫は成長に伴って葉の中の食べる部分を変え、形態や摂食方法を変える種類もいます。鱗翅目(チョウ目)の中で、このように形態変化(可変態)をしながら成長することが知られているのは、ホソガ科を含めてわずかのグループに限られています。この講座では、ホソガ科の様々な形態変化と分類の関係を中心に、私がたどってきた研究の道筋を織り交ぜながらホソガ科の話をしたいと思います。
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教員:
久万田 敏夫 (元農学部) |
開講年:2011
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講義投稿日:2017年8月9日 |
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アフリカで最も狭い国の1つベナンは、多数の民族をかかえながらも民主化を果たし、また、ブードゥー教など豊かな伝統的な文化が息づいている大変ユニークな国です。今回のセミナーでは、これまでのような型にはまった報告ではなく、ドラム演奏やパフォーマンス等を交えて、アフリカの今日を紹介します。陽気な、そして奥深いアフリカの雰囲気を味わってください。
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教員:
Orou Matilo Timothee Bio Augustin (環境科学院) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 歴史/民俗, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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企画展示「クラーク博士と札幌の植物」の内容紹介を行います。
クラーク博士は1876年7月31日に札幌に到着し、翌年4月16日には札幌を離れました。この間に、札幌農学校の礎を築き、実学主義・フィールド主義を実践したことで知られています。本展示では一昨年(2009年)にアメリカと日本で「再発見」されたクラーク博士とペンハローが札幌周辺で採集した維管束植物と地衣類の標本を公開し、北大に脈々と伝わるフィールド主義の原点をご紹介します。あわせて、日本の植物が植えられているマサチューセツの様子や、クラーク博士関係の手紙なども紹介する予定です。
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教員:
高橋 英樹 (総合博物館) |
開講年:2011
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タグ:
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講義投稿日:2017年8月9日 |
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バイカル・北海道考古学プロジェクトの取り組み
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人類は、大陸から島嶼まで多様な環境に適応した独自の文化を生み出してきました。
しかし、この適応行動には、大きな転換点が存在したことが知られています。その一つは季節的環境変化の大きな北方圏への進出であり、もう一つは海洋環境への適応でした。
この夏、北の花の浮き島と呼ばれる礼文島に世界の11カ国の大学から研究者と学生が集い、環境変化と人類文化の多様性を調査する国際フィールドスクールがスタートしました。
地球規模での環境変動と文化的多様性、大陸から島への移住行動と民族形成など7年にわたる長期プロジェクトで何を明らかにしていくのか。動き出した国際共同研究の意義を解説します。
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教員:
加藤 博文 (アイヌ・先住民研究センター) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, アイヌ・先住民研究センター, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 文学/思想/言語, 文学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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四方山話(よもやまばなし)
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とかくつまらないもの、役に立たないものの例えに使われる“ 石” ですが、私たちの身近にある岩石・鉱物は人間にとって色々な意味で重要な存在でもあります。今回は、私たちの日常生活の中で意外なところで利用され恩恵を被っている身近な“ 石” について、幾つかの例やエピソードを交えて紹介すると共に、今や21 世紀の人類にとって最大の課題でもある特殊な岩石が関係した資源問題についても言及します。
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教員:
松枝 大治 (総合博物館) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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人文科学は結局のところ、人間とはなにかを追求する学問であり、自然科学は、人間の存在基盤・条件を解明する学問だと考えられます。考古学は、人間活動の結果残された物的資料によって、その活動を復原・推定し、人間の歴史を理解する学問です。わたしたちの暮らす北大キャンパス-札幌の街-石狩低地帯から考古学的に北海道の歴史を考えてみましょう。
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教員:
天野 哲也 (総合博物館/理学院) |
開講年:2011
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japanese, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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平成16~18年度の現代GP「北方地域人間環境科学教育による地域活性化」は、北海道に固有の自然・文化・社会・産業にかかわる教育を展開し、北海道地域全体をわが国における貴重な教育資源として開発し、国民全体に活用してもらうための環境教育ならびに社会教育の基盤を整備し、地域活性化のためのノウハウの蓄積をはかることを目指して行われました。その取り組みの概要および問題点について報告します。
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教員:
上田 宏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター) |
開講年:2008
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 北方生物圏フィールド科学センター, 北海道大学教育GP, 理学/自然科学, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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「地衣類(ちいるい)とは何か?」「自然界における地衣類の役割」といった、ごく基本的な知識から「ひとに与える地衣類の価値と役割」「有名な日本の地衣類学」また、3月3日より開催される企画展示『クラーク博士と札幌の植物』に関連し、「北海道の地衣類学におけるクラークの研究の役割」「絶滅の恐れがある地衣類」など、普段あまり聞くことのない『地衣類』の世界について、詳しく、そしてわかりやすくお話します。
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教員:
スヴェトラナ・チャバネンコ (総合博物館) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 土曜市民セミナー, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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北大自然史研究の系譜 植物
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北大の自然史研究の歴史を学び、北大に通底する精神とは何かを考えるとともに、さまざまな学問分野の将来像についての思索を深め、自分の将来の専門分野についての視座を定めます。
1.オリエンテーション 高橋 英樹(総合博物館)
2.海藻1 増田 道夫
3.海藻2 増田 道夫
4.海藻3 増田 道夫
5.地学1 加藤 誠(名誉教授)
6.地学2 加藤 誠(名誉教授)
7.地学3 加藤 誠(名誉教授)
8.昆虫1 諏訪 正明(名誉教授)
9.昆虫2 諏訪 正明(名誉教授)
10.昆虫3 諏訪 正明(名誉教授)
11.魚類1 今村 央(水産科学研究院)
12.魚類2 今村 央(水産科学研究院)
13.魚類3 今村 央(水産科学研究院)
14.植物1 高橋 英樹(総合博物館)
15.植物2 高橋 英樹(総合博物館)
‡ これらの資料は制限資料です。
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教員:
高橋 英樹(総合博物館) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 全学教育科目, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館, 農学, 農学部 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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北大自然史研究の系譜 魚類
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北大の自然史研究の歴史を学び、北大に通底する精神とは何かを考えるとともに、さまざまな学問分野の将来像についての思索を深め、自分の将来の専門分野についての視座を定めます。
1.オリエンテーション ?橋 英樹(総合博物館)
2.海藻1 増田 道夫
3.海藻2 増田 道夫
4.海藻3 増田 道夫
5.地学1 加藤 誠(名誉教授)
6.地学2 加藤 誠(名誉教授)
7.地学3 加藤 誠(名誉教授)
8.昆虫1 諏訪 正明(名誉教授)
9.昆虫2 諏訪 正明(名誉教授)
10.昆虫3 諏訪 正明(名誉教授)
11.魚類1 今村 央(水産科学研究院)
12.魚類2 今村 央(水産科学研究院)
13.魚類3 今村 央(水産科学研究院)
14.植物1 ?橋 英樹(総合博物館)
15.植物2 ?橋 英樹(総合博物館)
‡ これらの資料は制限資料です。
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教員:
今村 央(水産科学研究院) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 全学教育科目, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館, 農学, 農学部 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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北大自然史研究の系譜 昆虫
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北大の自然史研究の歴史を学び、北大に通底する精神とは何かを考えるとともに、さまざまな学問分野の将来像についての思索を深め、自分の将来の専門分野についての視座を定めます。
1.オリエンテーション ?橋 英樹(総合博物館)
2.海藻1 増田 道夫
3.海藻2 増田 道夫
4.海藻3 増田 道夫
5.地学1 加藤 誠(名誉教授)
6.地学2 加藤 誠(名誉教授)
7.地学3 加藤 誠(名誉教授)
8.昆虫1 諏訪 正明(名誉教授)
9.昆虫2 諏訪 正明(名誉教授)
10.昆虫3 諏訪 正明(名誉教授)
11.魚類1 今村 央(水産科学研究院)
12.魚類2 今村 央(水産科学研究院)
13.魚類3 今村 央(水産科学研究院)
14.植物1 ?橋 英樹(総合博物館)
15.植物2 ?橋 英樹(総合博物館)
‡ これらの資料は制限資料です。
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教員:
諏訪 正明(名誉教授) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 全学教育科目, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館, 農学, 農学部 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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北大自然史研究の系譜 地学
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北大の自然史研究の歴史を学び、北大に通底する精神とは何かを考えるとともに、さまざまな学問分野の将来像についての思索を深め、自分の将来の専門分野についての視座を定めます。
1.オリエンテーション ?橋 英樹(総合博物館)
2.海藻1 増田 道夫
3.海藻2 増田 道夫
4.海藻3 増田 道夫
5.地学1 加藤 誠(名誉教授)
6.地学2 加藤 誠(名誉教授)
7.地学3 加藤 誠(名誉教授)
8.昆虫1 諏訪 正明(名誉教授)
9.昆虫2 諏訪 正明(名誉教授)
10.昆虫3 諏訪 正明(名誉教授)
11.魚類1 今村 央(水産科学研究院)
12.魚類2 今村 央(水産科学研究院)
13.魚類3 今村 央(水産科学研究院)
14.植物1 ?橋 英樹(総合博物館)
15.植物2 ?橋 英樹(総合博物館)
‡ これらの資料は制限資料です。
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教員:
加藤 誠(名誉教授) |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 全学教育科目, 理学/自然科学, 理学部, 総合博物館, 農学, 農学部 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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~高度な専門性と卓越した学習指導力の獲得を目指して~
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北海道大学は、開学以来130年以上に渡って多くの研究者を輩出し、世界屈指の研究業績を積み上げてきました。その資産の中から、生物におけ る新学習指導要領のキーワードに対応したプログラムを講義と実験で提供します。
またそれらの内容を教育現場で展開する上で、どのような学習指導が生徒に必要なのか、生物教育のエクセレントテーチャーたちとディスカッションするナイトセッションや、北大博物館の資産を元にした実習:ナイトツアーなどを通して体験的に学びます。最終日は、「学習意欲」の新しい知見を元にしながら、意欲を引き出す生物授業の方法について解説します。
中学校、高等学校等の理数教育を担当する教員に、最先端の科学技術や才能ある生徒を伸ばすための効果的な指導方法を合宿形式で修得してもらうことで、理数教育における指導力向上やリーダーの育成、教員間のネットワーク形成を支援する科学技術振興機構(JST)のプログラムです。
日時 2011年8月12日~15日
場所 北海道大学情報教育館4F・高等教育推進機構、 北海道大学理学部、北海道大学総合博物館
・8月12日(金)
16:30-17:00 受付
17:00-18:00 オリエンテーション
・8月13日(土)
08:30-09:00 開会式
山下 正兼(北海道大学)
09:00-10:20 講義1 タンパク質(リコンビナントタンパク質の作製とその応用)
荻原 克益(北海道大学)
10:30-11:50 講義2 細胞(膜と細胞骨格)動的演算子としての細胞
松島 俊也(北海道大学)
12:50-14:10 講義3 DNA(遺伝子とは何か:古くて新しい問題)
瀧谷 重治(北海道大学)
14:30-17:20 実験1 タンパク質
荻原 克益(北海道大学)
14:30-17:20 実験2 細胞
松島 俊也(北海道大学)
14:30-17:20 実験3 DNA
瀧谷 重治(北海道大学)
18:30-20:30 演習1 ナイトツアー(北海道大学総合博物館)
「生物教育における博物館の新たな可能性」
湯浅 万紀子(北海道大学)
-展示見学・ディスカッション
-発表・講評
・8月14日(日)
09:00-10:20 講義4 形態(人体と脊椎動物の比較から)
寺前 洋生(北海道教育大学札幌校)
10:30-11:50 講義5 バイオーム
大原 雅(北海道大学)
12:50-14:10 講義6 系統・分類
柁原 宏(北海道大学)
14:30-17:20 実験4 進化と系統
柁原 宏(北海道大学)
14:30-17:20 実験5 系統解剖
鈴木 誠(北海道大学)
14:30-17:20 実験6 分類
大原 昌宏(北海道大学)
18:00-20:00 演習2 ナイトセッション「なぜ学習指導が重要か」
-全体セッション 植物がミネラルの取り込みをコントロールする仕組みの応用
高野 順平(北海道大学)
-ポスター・セッション
・8月15日(月)
09:00-10:00 講演1 君たちに望むこと!日本の理科教育 科学技術立国の再興をめざして
有馬 朗人(元文部大臣)
10:10-11:30 演習3 意欲を引き出す生物授業とは何か-やる気のない生徒に何が必要か-
鈴木 誠(北海道大学)
11:40-12:20 講演2 これからの生物教育に何が必要か-一歩先の生物教育を創るために-
田代 直幸(文部科学省教育課程課)
12:20-12:40 閉会式
山下 正兼(北海道大学)
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教員:
山下 正兼 (北海道大学大学院理学研究院)、荻原克益(北海道大学大学院理学研究院)、松島俊也(北海道大学大学院理学研究院)、瀧谷重治(北海道大学大学院理学研究院)、湯浅万紀子(北海道大学総合博物館)、寺前洋生(北海道教育大学札幌校)、大原雅(北海道大学地球環境科学研究院)、柁原宏(北海道大学理学研究... |
開講年:2011
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タグ:
japanese, 理学/自然科学, 理学研究院, 理学部, 理学院, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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教育デリバリーシステム「トランクキット」の開発と普及
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「CISE(Community for Intermediation of Science Education)ネット」は、札幌周辺地域の教育施設が連携し、地域住民への実物科学教育を進めるネットワークです。連携する教育施設の特性に応じた実物教育をおこない、その成果をまとめ地域の知財とし発信します。連携施設が協同して効果的な教育を行うため、教材プログラムの開発を進めています。その主となる活動のひとつが、トランクキットです。
今回のセミナーでは、道内の施設や団体によって活用されている教材を紹介し、今後のトランクキット開発についての意見交換の場とします。
主催: CISEネット(運営機関:北海道大学総合博物館)
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教員:
大原 昌宏(CISEネットコーディネーター/北海道大学総合博物館) 、小林 真樹(帯広百年記念館)、伊藤 彩子(帯広百年記念館)、山崎 真実(札幌市博物館活動センター) 、森口 雅和(札幌市環境プラザ 指定管理者:財団法人 札幌市青少年女性活動協会) |
開講年:2012
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タグ:
japanese, 公開講座でさがす, 理学部, 総合博物館, 複合分野/学際 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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昆虫は形や行動の多様性の宝庫である。これまでに命名された真核生物の半数以上を昆虫が占めるが、その種多様性の解明度は10分の1程度とも見積もられており、われわれが目にしたことも無い未知の形を備えた昆虫がまだ沢山いることも間違いない。昆虫分類学者はその多様性の発掘に力を注ぎ、また系統学者・形態学者は、ミメティクスネタの宝庫とも言える多様性を、工学者とは違う観点で見つめている。昆虫の未知の多様性がごく最近明かされた例として、雄で交尾器が逆転した昆虫について、そして形態・系統学的観点からの昆虫の形の研究例として、昆虫の跳躍行動の進化について紹介する。
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教員:
吉澤 和徳(北海道大学大学院農学研究院) |
開講年:2014
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タグ:
japanese, バイオミメティクス市民セミナー, 公開講座でさがす, 北海道大学公開講座, 学部横断型プログラム, 理学部, 総合博物館, 複合分野/学際, 農学, 農学部 |
講義投稿日:2017年8月9日 |
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ヒグマ学入門
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クマは食物連鎖の頂部にあって、古く旧石器時代から人類と緊張のある関わりをもってきました。とくにアイヌをはじめ極東諸民族はクマにたいして深い畏敬と敬愛の念をいだき、独特の付き合いをしてきたことが知られています。日本列島最大の陸上哺乳動物であるヒグマに関連するする各専門家の最新の研究成果を学んで、ヒグマを通して自然と社会の関係を考えましょう。
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教員:
天野 哲也(総合博物館)、 増田 隆一(理学研究院)、 高橋 英樹(総合博物館)、 大原 昌宏(総合博物館)、 小野 裕子(藤女子大学)、 大舘 智志(低温科学研究所)、 前田 菜穂子(のぼりべつクマ牧場)、 関口 明(札幌国際大学)、 竹中 健(シマフクロウ環境研究所)、 間野 勉(道環境科学研究... |
開講年:2010
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タグ:
japanese, 低温科学研究所, 全学教育科目, 理学/自然科学, 総合博物館 |
講義投稿日:2017年8月9日 |